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人材マネジメント

DKSにとって最も重要な財産は人的資本であり、人を大切にするという思想のもと、優秀な人材と多様性の確保をめざしています。従業員の成長が会社を発展させる原動力となり、広範な企業価値の向上につながるものと認識しています。

人的資本強化に向けた取り組み

戦略的人員の適正配置

人的資本を最大限活用する施策として、人員の適正配置に取り組んでいます。各拠点、事業部、セグメントにおける最適人員配置を検討するプロジェクトを立ち上げ、最適化を進めていきます。

成果に重きをおいた人事評価制度

係長以下に対して2023年度より目標管理制度を本格導入しています。目標管理はトップダウン方式にて設定し、1on1形式にて面談を実施することで目標への相互理解を深めています。また、行動評価、教育、研修等、人事制度全般の改定や、制度改定を通じて、従業員の貢献に応える給与体系の見直しにも取り組んでいます。

人的資本開示項目の目標設定

DKSレポートで開示した数値について中長期の目標を設定し、実効性のあるアクションプランを策定し、人的資本が活性化できる指標があれば柔軟に取り入れ、開示の充実に取り組みます。

人材育成・教育とダイバーシティの推進

人材育成・教育

当社は、事業・顧客に貢献できる人材を育成しています。そのために、仕事を通じた職場内教育、技術や能力を習得するための職場外教育、自己啓発支援の3つを柱としています。
近年では、新人教育の抜本的見直しを行い、入社後の即戦力化を念頭においた新入社員研修を実施しています。2023年度は既存社員に対して手上げ式の事業貢献研修を実施し、既存社員の活性化を企画しています。今後は画一した教育体系と、選抜型の教育の2軸で教育体系の刷新に着手します。
また、ビジネスと業務の進め方を一変させる企業改革のため、全社を挙げてデジタルトランスフォーメーション(DX)に継続して取り組んでおり、全社のDXを加速させるための「DX人材育成プログラム」により人材の育成を行っています。約6割の従業員がDX人材育成研修を受講し、社内でE資格の取得者が増加するなど社内技術の向上に寄与しています。

ダイバーシティ推進の取り組み

経営トップを委員長とした社員活躍推進委員会を設置し、会社の業績向上に貢献・活躍できる人材の集団をめざし、多様な人材の能力を最大限に引き出し、活躍できる環境を整えています。

女性の活躍推進

長く働きやすい環境に加え、女性がキャリア開発できる雇用環境の整備を行っています。
管理職に占める女性の割合を10.0%以上にすることを目標とした施策を実施しています。
2019年度からは製造現場でも女性が働ける環境を構築し、事務部門、品質管理課、製造課などさまざまな職場で多様なスキルを活かし女性が活躍しています。

障がい者雇用の取り組み

障がい者個人の個性、強みを生かした職場への配属を進め、それぞれが貴重な戦力となって活躍しています。障がい者雇用の専門部隊である「DKSチャレンジセンター」による各拠点の情報やノウハウの共有化と運営の一元化で、円滑な連携を図っています。
2022年には京都府より、障害のある方を積極的に雇用している企業に対する認証である京都府障害者雇用推進企業(愛称:京都はあとふる企業)を取得するなど、その取り組みが評価されています。

定年後再雇用制度

定年退職後に再雇用を希望する人材を「シニアチャレンジスタッフ」として採用することで、長年培ってきた経験を活かした技術や技能の継承による「ものづくり」を行っています。

働き方改革の推進

仕事と家庭の両立を支援するため、2019年度から在宅勤務制度、2020年度からはフレックスタイム制度を導入し、常に従業員のワークライフバランスの向上をめざしています。中期経営計画「FELIZ 115」の重点施策として、事業に貢献した人に対して確実に応える企業風土への変革に向けた人事制度改革にも取り組んでいます。