環境保全への取り組み
環境への配慮
当社は、「製品の開発から廃棄に至るまでの全ライフサイクルにわたり、人の安全と健康および環境の保全に配慮し、持続的発展と豊かな社会の実現に貢献する。」を環境・安全に関する基本理念として掲げ、レスポンシブル・ケア活動を推進しています。
環境長期ビジョン
DKSは、人々の暮らしを守り、安全性や快適性を高めるよう、「こたえる、化学。」を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、2030年度にDKSグループ国内全体で温室効果ガス排出量(Scope1、Scope2)を2013年度比で30%削減します。廃棄物の最終処分率は、2030年度にDKSグループ国内全体でゼロ・エミッション(0.1%以下)をめざします。

GX戦略に基づく取り組み
当社は、2030年とその先の2050年のカーボンニュートラルを見据えた長期戦略であるグリーントランスフォーメーション(GX)戦略を2021年3月に策定しました。2021年度より、この戦略に基づいた予測分析型の取り組みに転換を図っています。これまでの取り組みを強化するとともに、社会全体のサステナビリティを意識した取り組みへターゲットを拡大していきます。

環境目標と2023年度の実績
評価 ◎:大きな効果 ○:目標に沿った成果 △:目標未達成 ×:大幅に未達成
取り組み項目 | 基準年 | 2023年度目標 | 中期環境目標 (2024年度) |
GX戦略目標 (2030年度) |
対象範囲 | 2023年度実績 | 評価 |
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温室効果ガス排出量※1 | 2013年度 | 9%削減 | 12%削減 | 30%削減 | グループ | 23.1%削減 | ◎ |
エネルギー原単位※2 ※省エネ法届出基準 |
2020年度 | 3%削減 | 4%削減 | 10%削減 | 個別 | 18.5%削減 | ◎ |
グループ | 5.9%削減 | ○ | |||||
廃棄物発生量原単位 ※対生産量 |
2020年度 | 3%削減 | 4%削減 | 10%削減 | グループ | 19.5%削減 | ◎ |
廃棄物最終処分率※3 | - | 0.1%以下 | 0.1%以下 | 0.1%以下 | 個別 | 0.2% | △ |
- | 1.7%以下 | 0.5%以下 | 0.1%以下 | グループ | 2.1% | △ |
取り組み項目 | 管理項目 | 2023年度目標 | 2023年度実績 | 評価 | 2024年度目標 |
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環境負荷物質の 排出削減 |
SOx排出量 | 大気への環境汚染物質の排出削減 | 前年度比11.3%削減 | ◎ | 大気への環境汚染物質の排出削減 |
NOx排出量 | 前年度比4.3%削減 | ○ | |||
ばいじん排出量 | 前年度比0.4%増加 | △ | |||
排水量 | 水域への環境汚染物質の排出削減 | 前年度比3.1%増加 | △ | 水域への環境汚染物質の排出削減 | |
COD排出量 | 前年度比14.7%削減 | ◎ | |||
化学物質の 適正管理 |
PRTR制度対象 化学物質排出量 |
PRTR制度対象化学物質の排出削減 | 前年度比28.5%削減 | ◎ | PRTR制度対象化学物質の排出削減 |
グリーン購入の推進 | 紙類・文具類のグリーン購入比率の向上 | 58.1%で前年度から12.1ポイント低下 | × | 紙類・文具類のグリーン購入比率の向上 | |
災害事故の撲滅 | 環境関連の事故のゼロ化 | 事故ゼロ | ○ | 環境関連の事故のゼロ化 | |
環境法令遵守 | 環境関連法令違反1件 | × | 環境法令遵守 | ||
環境マネジメントシステム | 環境マネジメントシステムの推進 | 維持 | ○ | 環境マネジメントシステムの推進 |
- ※1 生産部門および管理部門のエネルギー由来。2023年度の温室効果ガス排出量は、改正後の省エネ法に基づいて算出。
- ※2 2023年度のエネルギー原単位は、改正後の省エネ法に基づいて算出。
- ※3 廃棄物発生量に対する最終処分量の比率。
環境関連の罰金・処罰額の推移
単位:千円
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
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環境関連の罰金・処罰額 | 0 | 0 | 0 |